2013年 03月 04日
太陽光発電システム工事費用の落とし穴! お役立ち講座①
ぽちっと
いつもご愛読ありがとうございます。
アドバンスの鳥殿です。
毎度の太陽光発電ですが、本日は施工にスポットを当ててご説明させて頂ければと思います。
太陽光発電を設置する場合、以下のセットが必要です。
①太陽光パネル
②パワコン(電流変換装置 ※パネルで発電する直流電流を家庭で使用できる交流電流に変換する機械)
③太陽光設置架台
④ケーブル、電力モニター等の付属品( ※ケーブルはパネルとパワコンを接続する配線、電力モニターは発電状況をご家庭で目視できる液晶画面付のもの)
上記のうち、①のパネルの発電量や変換効率や、②のパワコンの性能については、どこのHPにも出ているので省略致します。
本日、お伝えしたいのは、③の架台についてです。
架台とは、太陽光パネルを屋根の取付ける際に、パネルの屋根の間につけるレールと金具がセットになったものです。
架台は屋根の種類によって形状や、取付方法が異なります。
一般住宅としては、●スレート屋根 ●釉薬瓦屋根 ●金属屋根の3つが多いと思います。
このうち、●スレート屋根と、●金属屋根は穴開け工法と呼ばれる方法が良く使用されます。いわゆる、屋根材本体に金具取付用の穴を開け、この穴から屋根下地と架台レールを固定するものです。一般的に、スレート屋根と金属屋根は架台に密着しやすいため雨漏りの心配はあまりありません。また、この屋根材は、この工法でも10~15年で塗装しますので、その際に屋根に上がった際、コーキング等でのメンテナンスも可能です。
しかしながら、●釉薬瓦屋根はちょっと事情が異なります。
メーカーでは、穴開け工法も用意していますが、どの職人さんに聞いても、15年以上経過すると雨漏りの危険性があると指摘します。
その理由として、
1.釉薬瓦の形状から、一般的に、釉薬瓦用の架台とパネルの間は、隙間が多く開いており、穴開け工法の場合、穴開け部分のシールドが経年劣化によって劣化すると、風向きによっては雨水が吹き込み、劣化したシールドから屋根下へ水が入る可能性が否めない。
2.釉薬瓦は塗装不要なため、太陽光発電を設置した後、屋根上へ上がる機会がほとんどなく、劣化が見えにくい。
ということがあるそうです。
そこで、弊社では釉薬瓦の場合は、穴開け工法ではなく、支持瓦工法をお勧めしています。
これは、瓦に穴を開ける代わりに、瓦1枚をまるごと、金属製の架台支柱のついた疑似瓦に交換するもので、先程からの雨漏れの心配はほぼなくなります。
ただ、前述の穴開け工法に比べて、架台の費用が少し高くなることが欠点です。
それでも、屋根瓦からの雨漏れの可能性をほぼ0にすることで、太陽光発電システムを設置した後の安心感や、将来的な修理費用を考えるとこちらの方がお得だと言えます。
それでは、支持瓦工法による、架台設置をご覧頂きましょう。
この釉薬瓦は平板釉薬瓦ですが、部分的に瓦1枚が架台設置用金属疑似瓦に交換されているのが、わかります。この1枚分を拡大したものがこれです。
この後、パネル設置に必要はレール架台を取付、太陽光パネルを固定していきます。
ちなみに、穴開け工法による架台と、支持瓦工法による架台の価格差は1KWあたりおよそ1.5万円~2万円くらいです。
ですから、価格だけで、太陽光の施工業者さんを選定するのもちょっと考えものです。
釉薬瓦へ太陽光を施工される方は、施工方法についても業者さんとお打合せしておく方が、将来的にトラブルが少ないと思います。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
新居浜市のリフォームは アドバンスリフド
アドバンス・リフド 新居浜店 愛媛県新居浜市松木町4-25(地図表示)
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太陽光発電を設置する場合、以下のセットが必要です。
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②パワコン(電流変換装置 ※パネルで発電する直流電流を家庭で使用できる交流電流に変換する機械)
③太陽光設置架台
④ケーブル、電力モニター等の付属品( ※ケーブルはパネルとパワコンを接続する配線、電力モニターは発電状況をご家庭で目視できる液晶画面付のもの)
上記のうち、①のパネルの発電量や変換効率や、②のパワコンの性能については、どこのHPにも出ているので省略致します。
本日、お伝えしたいのは、③の架台についてです。
架台とは、太陽光パネルを屋根の取付ける際に、パネルの屋根の間につけるレールと金具がセットになったものです。
架台は屋根の種類によって形状や、取付方法が異なります。
一般住宅としては、●スレート屋根 ●釉薬瓦屋根 ●金属屋根の3つが多いと思います。
このうち、●スレート屋根と、●金属屋根は穴開け工法と呼ばれる方法が良く使用されます。いわゆる、屋根材本体に金具取付用の穴を開け、この穴から屋根下地と架台レールを固定するものです。一般的に、スレート屋根と金属屋根は架台に密着しやすいため雨漏りの心配はあまりありません。また、この屋根材は、この工法でも10~15年で塗装しますので、その際に屋根に上がった際、コーキング等でのメンテナンスも可能です。
しかしながら、●釉薬瓦屋根はちょっと事情が異なります。
メーカーでは、穴開け工法も用意していますが、どの職人さんに聞いても、15年以上経過すると雨漏りの危険性があると指摘します。
その理由として、
1.釉薬瓦の形状から、一般的に、釉薬瓦用の架台とパネルの間は、隙間が多く開いており、穴開け工法の場合、穴開け部分のシールドが経年劣化によって劣化すると、風向きによっては雨水が吹き込み、劣化したシールドから屋根下へ水が入る可能性が否めない。
2.釉薬瓦は塗装不要なため、太陽光発電を設置した後、屋根上へ上がる機会がほとんどなく、劣化が見えにくい。
ということがあるそうです。
そこで、弊社では釉薬瓦の場合は、穴開け工法ではなく、支持瓦工法をお勧めしています。
これは、瓦に穴を開ける代わりに、瓦1枚をまるごと、金属製の架台支柱のついた疑似瓦に交換するもので、先程からの雨漏れの心配はほぼなくなります。
ただ、前述の穴開け工法に比べて、架台の費用が少し高くなることが欠点です。
それでも、屋根瓦からの雨漏れの可能性をほぼ0にすることで、太陽光発電システムを設置した後の安心感や、将来的な修理費用を考えるとこちらの方がお得だと言えます。
それでは、支持瓦工法による、架台設置をご覧頂きましょう。
この釉薬瓦は平板釉薬瓦ですが、部分的に瓦1枚が架台設置用金属疑似瓦に交換されているのが、わかります。この1枚分を拡大したものがこれです。
この後、パネル設置に必要はレール架台を取付、太陽光パネルを固定していきます。
ちなみに、穴開け工法による架台と、支持瓦工法による架台の価格差は1KWあたりおよそ1.5万円~2万円くらいです。
ですから、価格だけで、太陽光の施工業者さんを選定するのもちょっと考えものです。
釉薬瓦へ太陽光を施工される方は、施工方法についても業者さんとお打合せしておく方が、将来的にトラブルが少ないと思います。
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by advniihama
| 2013-03-04 19:28
| 施工事例